米連邦準備制度理事会(FRB)当局者は1月29・30日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、債券など4兆ドル(約440兆円)規模の保有資産の縮小を終了する計画を近く発表することで合意していた。20日公表されたFOMC議事要旨で明らかになった。  議事要旨は「そうした発表はFRBバランスシートの規模の正常化を完了するプロセスについて、一層の確実性をもたらす」との見解を記している。  FRB当局者はまた、12月の利上げ以降に浮上した米経済成長へのリスクの高まりを巡り、より正確に先行きを判断できるようになるまでの利上げ停止を示唆することで合意した。