ドナルド・トランプ米大統領の元顧問弁護士マイケル・コーエン被告は27日の米下院公聴会で、大統領就任後にトランプ氏が違法行為に関与したと初めて公の場で告発する。  ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した下院監視委員会での冒頭陳述の原稿によると、コーエン被告は、自身が2016年の大統領選期間中に段取りをつけた2人の女性への口止め料について、トランプ氏の関与を詳しく説明する。同氏の指示を受けて自らの資金を拠出し、その返還分として大統領就任後にトランプ氏から受け取った小切手を証拠として提出する。