【バルセロナ】先月にスペインのバルセロナで開催された携帯電話業界最大の見本市では、世界のスマートフォンメーカー上位3社のうち2社が「未来のスマホ」と期待を寄せるモデルを披露した。問題は、それを誰が買うのかということだ。  同見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」でサムスン電子と華為技術(ファーウェイ)は初の折り畳み式スマホを出展した。しかし端末はまだ謎めいた雰囲気に包まれていた。10万人を超える来場者は両社の他のモデルは自由に触ったり試したりできたが、折り畳み式モデルはガラスケースに収められ、見学者が近寄れないようにロープが張られていた。