【東京】ソフトバンクグループは中南米のIT(情報技術)分野の新興企業を対象とする50億ドル(約5600億円)規模の投資ファンドを立ち上げる。この地域へのベンチャーキャピタル(VC)の流入は急増しているが、他社をしのぐ桁外れた規模だ。  ソフトバンクGは7日、中南米のミドルステージ〜レートステージの新興企業に特化する新ファンド「ソフトバンク・イノベーション・ファンド」に20億ドル拠出することを明らかにした。参加が見込まれる外部の投資家の名称は挙げなかった。