食事をする子ども気づかないうちに悪化することもある子どもの便秘。腹痛などの症状が辛くなる前に生活改善を Photo:PIXTA

 病気ではないからと放置しがちな便秘。とくに子どもの便秘は症状が出にくい「かくれ便秘」も多く、親が気付かないうちにひどくなってしまうケースもあると言います。『AERA with Kids』(朝日新聞出版)冬号では腸育を提唱している松生恒夫先生ご指導のもと、お通じに悩んでいる読者に「腸活1週間チャレンジ!」に取り組んでもらいました。するとたった1週間で驚きの効果が!

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 今回のチャレンジは「腸にいい食材を取り入れる」「朝起きたら1杯のお水を飲む」「ストレッチやマッサージを行う」「夕食後から寝るまでの時間を空ける」「毎日湯船につかる」「排便の記録を付ける」の6つ。この中から半分くらいを目指してできる範囲でやったところ、それぞれ驚きの成果が。なかでも顕著に変化のあった二組の家庭を紹介します。

 兄弟ともに体を動かすのが大好きな元気なKさん宅では、小5の塾通いのお兄ちゃんのおなかがゆるめなのに対し、小4の弟は超が付くほどの便秘症。今回は「食事の見直し」「湯船につかる」「マッサージを行う」などに取り組みました。