ニュージーランド南部クライストチャーチのモスク(イスラム礼拝所)で15日発生した銃撃事件では、現場の様子がフェイスブックで生中継され、動画はユーチューブやツイッターにも投稿された。ソーシャルメディア大手がコンテンツ監視に多額を投じているにもかかわらず、各社のプラットフォームがテロ拡散に悪用される可能性を示す痛ましい実例となった。  NZ警察は映像について「このうえなく悲惨」だとし、拡散させないよう呼び掛けている。この事件で2つのモスクが襲撃され、少なくとも49人が死亡した。