米スポーツ用品大手ナイキはタイガー・ウッズ(43)が女性問題やけがで不振に陥った「失われた10年」の間、スポンサーを降りることなくウッズに寄り添ってきた。  米男子ゴルフのマスターズ最終日の14日、ウッズが優勝を果たしたことでナイキの忠誠心は報われた。予想を覆す逆転で大会を制覇し、専門家の間ではスポンサー契約が再始動する可能性や、ナイキのゴルフ事業への追い風が指摘されている。  テレビ放映の暫定集計からは、ウッズがゴルフ事業にもたらす影響力が健在であることが読みとれる。