――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  テスラが最近実施した資金調達を巡り、投資家は経営の「航続距離」が伸びると期待すべきではない。  テスラは5月に入り、転換社債と株式の発行で合計27億ドル(約2950億円)を調達した。資本市場での資金調達は2017年8月以来となった。前回から2年近く間隔が空いたが、2010年の上場以降で資金調達の間隔がこれほど長く空いたのは初めてだった。だが、次回の資金調達もそのくらい長く待てるとすれば大きな驚きだろう。