米国の文化におけるエレキギターの地位は以前に比べて低下した。ヒットチャートの常連だったエリック・クラプトンや全米の注目を集めたジミ・ヘンドリクスのような人物はもういない。エレキギターの売れ行きもかつての勢いを失った。  楽器の米専門業界誌ミュージックトレードによると、米国の2018年ギター売り上げは金額こそ08~09年の景気後退前を上回ったが、本数ベースでは下回った。エレキギターとアコースティックギターを合わせた18年の販売本数は258万本と、2008年の280万本から減少した。