11日の米株式市場はダウ工業株30種平均が史上初めて2万7000ドルを突破し、史上最高値を更新した。トランプ米政権が薬価抑制へ向けたリベート(割戻金)制限を断念したことを受けてヘルスケア関連銘柄が上昇し、ダウ平均を押し上げた。  ダウ平均の終値は前日比227.88ドル(0.85%)高の2万7088.08ドルだった。S&P500種指数も前日比6.84ポイント(0.23%)高の2999.91と過去最高値を更新した。  一方、ナスダック総合は小幅反落。終値は6.49ポイント(0.08%)安の8196.04だった。