東京五輪チケット追加抽選いよいよ東京五輪チケットの追加抽選が開始。スポーツライターが教える申し込み方のコツとは? Photo:Diamond

 東京五輪チケットの通称「セカンドチャンス」の申し込み受付が8月8日から始まった。受付期間は8月19日の11時59分まで。抽選発表は9月11日だ。

 正式名称は、東京五輪入場券『第1次抽選の追加抽選販売』。他者が持つ権利などの関係で、当初すっかり定着した「セカンドチャンス」の呼称は使えないらしい。

不思議なトラップに要注意
間違った申し込みでも「アラートが出ない」

「1枚も当選されなかった方が対象」とサブタイトルが付けてあるとおり、前回第1次抽選に申し込みながら当たらなかった人だけが申し込める。当選した人もシステム上は申し込めるが必ず落選になるという。当選した人が申し込んだら、「あなたは申し込み資格がありません」と出ればいいのに。

 もう1つ、不思議なトラップがあるから注意が必要だ。今回は1セッションしか申し込めない。ところが、システム上は2セッションでも申し込めるのだという。たぶん、システムの手配が間に合わなかったのだと推測される。うーむ、大丈夫かとちょっと心配になる。組織委員会側の不手際のため誤って2セッション申し込んで落選する人がいないよう願うばかりだ。

 ちょっとわかりにくいが、「第2希望」の申し込みは可能だ。第1希望で選んだ席が外れた場合、「カスケードサービス」を選択すれば、自動的にひとつ下のランクの席でも抽選が行われる。もちろん、両方とも外れる場合もある。

 また、第2希望は、もう1つ別の選択方法がある。カスケードサービスを選ばずに、まったく別の種目やセッションを選ぶ「第2希望選択サービス」だ。例えば第1希望はサッカー、第2希望はホッケーを選ぶことができる。