米国勢調査局のデータによると、2018年の医療保険未加入者数は2750万人に増えた。医療保険制度改革(オバマケア)により、未加入者数は過去数年にわたり減少傾向にあったが、昨年は前年比で10年ぶりに増加に転じた。  メディケイド(低所得者向け公的医療保険制度)など公的医療保険加入者の減少が未加入者の増加要因となっているもようだ。未加入者は全体で200万人近く増えているが、これはメディケイドの対象者数の減少幅とほぼ一致するという。民間医療保険の加入者に大きな変化はなかった。