小売り最大手ウォルマートは20日、米国内店舗で全ての電子たばこの販売を打ち切ることを明らかにした。ホワイトハウスが大半の風味の電子たばこを販売禁止にする計画を打ち出したため規制面の不確実性が強まったことを理由に挙げた。  ウォルマートは現在、最大手ジュール・ラブズの電子たばこや「Njoy」「Blu」などのブランドを取り扱っているが、在庫がなくなり次第、販売を終了する。  ウォルマートの広報担当者は「連邦、州、地方の規制がますます複雑になっている。当社は電子たばこを巡る不確実性を踏まえて、ウォルマートとサムズクラブの米国店舗で電子たばこの販売を打ち切る予定だ」と述べた。