香港の反政府デモを巡り、中国政府の批判にさらされる米企業にアップルが加わった。  アップルはデモ参加者が警察の動きを追跡できる地図アプリを承認し、中国の国営メディアや市民の強い反発を招いた。  中国での認知度が最も高い米ブランドの1つであるアップルは、生産や販売で中国に大きく依存している。アプリを承認したことで激しい批判が巻き起こり、デモへの支持を示す動きだと非難されている。  この地図アプリ「HKmap.live」は警察官を犬の絵文字で表示するが、「犬」はデモ参加者の間で警察官の蔑称として浸透している。