「以前より疲れやすくなった」
「15分以上はつらくて歩けない」
「信号が変わりそうになって走るとすぐに息が上がる」
「息が一度上がるとなかなか回復しない」
「長い階段は休み休みでないと上がれない」

そんな体力の衰えを感じるようになったあなたに向けて、
新刊『10年後、後悔しない体のつくり方』
何歳からでも体が若返る秘訣を指南した中野ジェームズ修一氏。

卓球の福原愛選手やバドミントンのフジカキペアなど
多くのアスリートに絶大な支持を得て、
青山学院大学駅伝チームのフィジカル強化を指導し、
箱根駅伝4連覇に導いた運動指導のトッププロが、
理論的かつ結果を出す体のつくり方を伝授します。

「運動すればいいのは、もちろんわかってる」
「でも、それができない、続かないんです……」

わかってます、わかってますとも!

運動が苦手だったり、運動が嫌いだったりする人、
中高年はもちろん高齢者でも、
「これならできそう」「続けられそう」と思えて、
なおかつ、きちんと効果があり、何歳からでもカラダが若返る秘訣を教えます!

【TBS『金スマ』出演で大反響となった中野ジェームズ修一が教える!】<br />ウォーキングやジョギングの<br />あとにやると効果的な<br />5つのストレッチとは?Photo: Adobe Stock

【前回からの続き】

 これから紹介する静的ストレッチは立っている姿勢から始めて、次いで椅子に座り、最後は床で仰向けになってやりましょう。

 静的ストレッチは、長ければ長いほど効果があるわけではありません。
 1部位あたり20~30秒がベストです。
 1回あたりの時間を長くするのではなく、回数を増やして20~30秒を2~3セットやると、よりいっそう効果的です。
 

太もも前側(大腿四頭筋)のストレッチ

【TBS『金スマ』出演で大反響となった中野ジェームズ修一が教える!】<br />ウォーキングやジョギングの<br />あとにやると効果的な<br />5つのストレッチとは?

1 右手を壁についてまっすぐ立つ
2 左ヒザを曲げ、左手で左足の甲を持ち、かかとをお尻に近づけながら、ヒザを真後ろにまっすぐ引いてキープ(太もも前側の真ん中を伸ばす)
3 かかとを左のお尻横に引き寄せてキープ(太もも前側の内側を伸ばす)
4 最後は左手を壁について、右手で左足の甲を持ち、かかとを右のお尻に引き寄せながらヒザを外側に向けてキープ(太もも前側の外側を伸ばす)
――以上、左右を替えて同様に(右側からでもOK=以下同)