ファーウェイ「米国抜きで生き残れる」CEOインタビューファーウェイの任CEO(写真)はWSJとのインタビューで、同社が米国抜きでも生き残ることができると話した Photo:ANTHONY KWAN/THE WALL STREET JOURNAL

【深セン】中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の創業者で最高経営責任者(CEO)の任正非氏(75)は、同社に対する米政府の取り組みには効果がないとし、ファーウェイは米国なしでも生き残ることができるとの認識を示した。

 ファーウェイは今年に入り、米国市場からの締め出しを回避する方策として、次世代通信規格「5G」関連の知的財産権の米企業への売却を提案した。買い手候補から関心表明は受けていないものの、この提案はまだ有効だと、任CEOは言い添えた。