――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  中国の検索エンジン大手、百度(バイドゥ)が期待のバリュー株となったのは朗報だ。一方で悪い知らせは、この「中国版グーグル」がもはやグロース株ではないことだ。  バイドゥが6日引け後に発表した7-9月期(第3四半期)決算で、営業利益は前年同期からほぼ半減した。だがそれは厳しい予想を覆すのに十分な内容だった。米ナスダック市場の時間外取引で株価は4%上昇した(7日の通常取引では13.5%高と急伸)。  予想を上回った大きな理由はコスト削減だ。