電子たばこ使用との関連が疑われる肺疾患を巡り、米疾病対策センター(CDC)は8日、原因究明の手掛かりとなる可能性のある物質が見つかったと発表した。  CDCによると、米国内10州の患者29人全てのサンプルからビタミンEアセテートが検出された。ビタミン E アセテート以外には疑わしい物質は検出されなかったという。  CDCの幹部は、患者のサンプルから「初めて毒性の疑いのある物質が検出された」と述べた。  ただ、同幹部によると、検査結果は原因の特定にはまだ十分ではなく、さらなる調査が必要だと述べた。