日々の生活に欠かせない存在となったスマートフォン。そんなスマホを便利に活用するうえで欠かせないのが「アプリ」だ。App Annieのモバイル市場データから、昨年ブレイクしたアプリを見ていこう。(ダイヤモンド編集部 笠原里穂)

 2019年の日本におけるアプリのダウンロード数は、25億件を上回るという。すでに成熟市場ではあるものの、今も緩やかに拡大を続けている。また、モバイル市場に関するデータの分析・提供を行うApp Annieによれば、日本における1日の平均モバイル利用時間も過去2年間で15%増加。すでに3時間を超えている。

 今回は、日々リリースされる膨大なアプリの中から、昨年どんなアプリがブレイクしたのかを見ていこう。

 App Annieのデータをもとに、2018年のダウンロード数に対して2019年のダウンロード数の増加率が高い順にアプリをランキング。ベスト50をまとめた。

※iOS App StoreおよびGoogle Playにおける2019年1月~12月のアプリダウンロード数を2018年1月~12月のダウンロード数と比較し、前年比で増加率が高い順にランキングした。
※今回のランキングでは、対象アプリを「非ゲームアプリ」とした。

1位は「PayPay」
スマホ決済アプリの躍進が顕著

 2019年のアプリダウンロード数の伸びが最も大きかったのは、100億円キャンペーンなどが話題となったスマホ決済アプリ「PayPay」。PayPayは増加率のみならず、2019年1年間の国内におけるアプリダウンロード数においてもトップだった。

 2位には同じくスマホ決済アプリ「d払い」、3位には採点カラオケアプリの「Pokekara」がランクインした。

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