商社の英語術#5Photo:iStock/gettyimages

近隣駐在事務所への立ち入り禁止、日本人との接触禁止で、強制的に英語漬けになる生活――。伊藤忠商事のスパルタ式語学研修の驚きの効果とは?特集『商社の英語術』(全19回)の#5では、体験者8人がその威力を語る。

「週刊ダイヤモンド」2016年12月10日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの

落ちこぼれは許されない!
伊藤忠「強制留学」のススメ

 そのとき伊藤忠商事の國澤佑樹さんは、フィリピンのマニラ空港にいた。4カ月の英語研修を受けるためだ。

 試練はすぐに訪れた。初日から、街中で英語が通じないのだ。3日目、床屋に300円で髪形をオーダーしたところ、仕上がりはパイナップル頭に。「ある程度の英語力はあると思っていただけにショックでした」(國澤さん)。