富士山北の登山起点・北口本宮冨士浅間神社

 北口本宮冨士浅間神社は、山梨県富士吉田市にある神社で、富士山世界遺産構成資産のひとつです。1900年の歴史があり起源は西暦110年(景行天皇40年)、祭神は富士山の神である浅間大神(木花開耶比売命、瓊瓊杵尊、大山祇神)です。平安時代の頃に山岳信仰が普及し、富士登山を修行として行う修験者・富士講にとって、この北口本宮富士浅間神社は富士山の北側に位置する富士登山の起点となる神聖な神社であり、現在も山梨県の吉田口登山道のゼロ合目として人々に親しまれています。

 敷地内にある社殿は四社あり、拝殿を除く本殿はどれも1200年代~1600年代に創建された歴史のあるもので、国指定重要文化財に指定されています。また、同敷地内にはさらに古くからの地主神、諏訪神社もお祀りされています。

 拝殿の左右には樹齢約1000年といわれる御神木の「冨士太郎杉」、「冨士夫婦檜」が堂々と立っています。それ以外にも立派な木立はどれも巨木で、神社の地内はまさに鎮守の森。神社の参道に一歩足を踏み入れると富士山を望む場所はありません。しかし、ドローンで撮影することで、この社が富士山と一体となった存在の神社であることを感じることができました。ぜひみずみずしい新緑の北口本宮冨士浅間神社と富士山をご覧ください。

※撮影は2016年5月後半

(撮影・文/クレセントエルデザイン)

>>ドローンで撮影した【動画版】はこちら