独自の水質格付けを基に洗い出した
汚いのに混んでいるビーチ

 今回は、2017~19年に環境省が全国で集計した海水浴場の利用者数のデータを基に、「水が汚いのに人が多い海水浴場ランキング2020」を作成した。

 ダイヤモンド編集部が独自に実施した水質の格付けで「B」「A」となった333カ所のうち、「水が汚い海水浴場ランキング2020」のワースト150位までを対象にしている(17~19年の3年分の利用者数のデータが取れない海水浴場はランキングから除外したため、149カ所が該当)。

利用者数は17~19年の平均値。ランキングは利用者数の多い順である。

 なお、ランキングには一部、川や湖沼の水浴場も含まれている。長野県や奈良県といった海のない自治体に住む方もぜひチェックしてみてほしい。

それでは早速確認していこう。

1位は利用者数126万人
湘南の片瀬西浜・鵠沼

 今回のランキングで1位になったのは、神奈川県藤沢市の片瀬西浜・鵠沼である。観光名所である江の島近くの湘南海岸にあり、首都圏を代表する有名海水浴場だ。利用者数は126万8300人。水が汚い海水浴場ランキングの順位は101位だった。

 上位10位の中に最も多くの海水浴場がランクインした都道府県は神奈川県で、片瀬西浜・鵠沼を含め6カ所だった。

 3位の由比ガ浜(鎌倉市)は、利用者数が58万7700人。明治時代からにぎわい続けてきた由緒ある海水浴場で、水が汚い海水浴場ランキングの順位は79位。

 4位の片瀬東浜(藤沢市)は56万9300人(水が汚い海水浴場ランキングは47位)。5位の三浦海岸(三浦市)は43万1000人(同74位)。7位の逗子(逗子市)は32万9000人(同106位)。9位のサザンビーチちがさき(茅ヶ崎市)は15万1300人(同42位)だった。

 サザンビーチちがさきの名称は、桑田佳祐さん率いるサザンオールスターズの名にあやかったものだ。1999年に茅ヶ崎海水浴場から改名している。

 なお、今夏は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、神奈川県内の海水浴場の開設率はゼロとなっている。