邦銀は今、店舗数削減に本腰を入れ、同時に未来の店舗の在り方を模索しているさなかだ。特集『銀行員完全転職マニュアル』(全17回)の#13では、金融ジャーナリストの浪川攻氏が唱える抜本的な店舗改革案に迫る。デジタル化が進む米銀の支店から見えてくる「1人で1店舗」のフランチャイズ型支店とは?(ダイヤモンド編集部 久保田剛史)

金融ジャーナリスト・浪川攻氏
1955年東京都生まれ。上智大学卒業後、電機メーカー勤務を経て記者となる。金融専門誌、証券業界紙を経験し、1987年株式会社きんざいに入社。「週刊金融財政事情」編集部でデスクを務める。1996年退社後、金融分野を中心に取材・執筆。月刊誌「Voice」の編集・記者、1998年に東洋経済新報社と記者契約を結び、2016年フリーとなって現在に至る。著書に『金融自壊――歴史は繰り返すのか』『前川春雄「奴雁」の哲学』(東洋経済新報社)、『銀行員はどう生きるか』 (講談社現代新書)』など。

Key Visual:SHIKI DESIGN OFFICE, Kanako Onda