「頭がよくなる」「運動神経がアップする」「認知症を予防できる」「集中力が高まる」「ストレスが減る」「記憶力が増す」など、人間の能力が飛躍的に向上する唯一無二のメソッド「ライフキネティック」。新しい動きを次々とすることで脳のネットワークを増やし、脳が活性化する手法だ。1日10分、1週間で60分でやればOK。「間違えることがいい」という驚異的な脳トレ『Life Kinetik® 脳が活性化する世界最先端の方法』が刊行! 身体を自在にコントロールするとはどういうことか? すでに習得した動きで対応できるはずのことができない場合、脳に何を与えればいいのか、本書の一部を抜粋して紹介する。

身体の動きを自在に操る

 身体能力についてお話しします。子どもは、座る、立つ、走る、知覚する、表情や身振りを表わすことなど、非常に複雑な行動過程をごく短期間のうちに身につけることができ、子どもの学習能力は計り知れません。

 ただ、その能力は年々低下し、とくに思春期からは大幅に下がっていきます。「習うなら若いうち」ともいいますからね。でも大丈夫。誰でも、生涯にわたって学習することができます。

 学習する時間は人によって長くなったり、短くなったり、増えたりします。

 60歳でスキーや車の運転、新しい楽器の演奏を覚えることに苦労している人もいれば、同じ60歳でも、あっという間にできてしまう人もいるのです。

 しかし、ある特定の動きを練習して覚えれば、身体を自在にコントロールできるようになるというわけではありません。一生涯のうちでまったく同じ状況が何度も起こることなどないため、特定の動きを覚えるだけではあらゆる状況に備えておくことは不可能です。

 身体を自在にコントロールするというのは、そのときどきの状況に合わせて身体を柔軟に反応させるということなのです。

 もちろん、若いときにスポーツを行なっており運動経験が豊富な人であれば、そうした能力はほかの人よりも優れているでしょう。ただ、運動経験さえあれば十分、とはいえません。

 もし、すでに習得した動きで対応できるはずの課題ができないようであれば、脳のネットワークを構築し直すための学習も必要となってきます。

 スポーツ選手の中には、ある特定の動きを長い年月をかけて誤って習得してしまった選手もいるでしょう。そのようなスポーツ選手は皆、動きを直すことがどれほど難しく時間のかかることであるのかわかっています。しかし脳は、未知の状況を経験すればするほど、このような新たな状況に対応するための措置をよりうまく講じることができるようになります。

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