いままで「当たり前」だと思っていたことが、実は仕事の効率や生産性を著しく下げてしまっていることがある。重くて大きなノートPCを持ち運ぶのは、その典型例だ。軽くて、いつでも、どこでも手軽に持ち運べるPCを手に入れた方が、仕事のパフォーマンスは格段に上がるはず。今どきのノートPCは、それを実現できる抜群のモビリティー(可動性)を備える機種が増えてきている。

 コロナ禍でWebミーティングが定着したことで、めっきり少なくなった出張機会が最近ようやく増え始めてきた。しかし、復活を喜ぶどころか、「また、あの苦労を味わうのか……」とうんざりしている人もいるかもしれない。

 ビジネスパーソンの出張にはノートPCが必携である。しかし、大きくて重いPCを運ぶとなると、かばんも大きくなってしまい、家から最寄り駅まで持ち歩くだけでも重労働だ。

ビジネスパーソンの生産性にはPCのスペックと共に、持ち運びやすさやバッテリーの性能が大きなウエイトを占める

 最寄り駅から新幹線の駅まで満員電車でもみくちゃにされると、かばんの中のPCが押しつぶされ、壊れてしまうのではないかと心配にもなる。

 いざ新幹線に乗ると、今度は目的の駅に到着するまでPCのバッテリーが持つかどうかが不安になる。プレゼンや営業の準備をするためにPCを開いたのはいいが、足元にコンセントがなかったときは、「途中で動かなくなったらどうしよう」と青ざめるものだ。

 到着してすぐ取引先に向かうとなると、バッテリー不足がますます心配になる。大事なプレゼンや商談の途中でPCが使えなくなってしまったら台無しだ。また、プロジェクターなどを使うため薄暗い部屋だとキーボードも見えにくくなってしまう。

 何とか持ちこたえ、無事商談を成功させて帰路に就いたとしても、帰りの車内ではバッテリーがほとんど残っていないので、報告書の作成やたまったメールの返信をすることもできない。仕方ないので重いかばんを持ったままオフィスに立ち寄り、残務処理をしてから家路に就く――。出張が復活すると、そんな難行苦行の日々がまた訪れるのではないかと、つい身構えてしまうビジネスパーソンは多いのではないだろうか。

 しかし、軽くて大画面、バッテリー切れを気にしなくてよいノートPCがあれば、快適なビジネストリップとなる。年々進化するノートPCは、いままでの「当たり前の不便」を「便利で快適」に変えているのだ。