会食ばかりの生活でも体形が崩れない人の思考法会食が多くても体形が変わらない人は何をしているのか? Photo:PIXTA

会食ばかりの生活でも
健康な人は何をしているのか

 気軽に会えないときだからこそ、一緒に食事をすることが意味を持つ――。以前ほどは頻繁ではないものの、会食・外食の予定がある方もいるでしょう。日程的にも、人数的にも、年末年始に集中しないように早くから分散して予定を入れている方もいるかもしれません。
 
 会食や外食が多いと、食べる量も飲酒量も多くなり、体形や体調を維持することが難しい……と思われがちです。一方で、普段から会食が多い人で、かつ40代以降でもメタボ腹とは無縁の体形で健康診断でもひっかかっていない、という強者は少なからずいます。
 
 そんな方々に「その体形や健康を維持するためにしていることはありますか?」と聞くと、

「おいしく飲みたいから、運動で汗を流している」
「毎日ヨガをしている」
「パーソナルトレーナーと週1トレーニングしている」
「朝一で走っている」

 というように、確かに何かしら健康や体形のための工夫を行っているようです。

 やっぱり努力のたまものなのか……と思いつつも、ご本人たちはそんなに努力しているという認識はないといいます。定期的に体を動かすことによって「昨日は飲みすぎた」「ちょっと体が重くなっている」「ストレスがたまっている」など、自身のコンディションに気が付きやすくなり、問題が小さいうちに調整できるという好循環サイクルを生み出しているのです。リカバリーが早い分、「久しぶりに体重計に乗ったら3kg増えていた」といった大惨事がないのです。