新型コロナウイルス感染防止のための外出自粛で、運動不足を実感している人は少なくないだろう。リモートワーク中心で通勤がなくなった人、スポーツジムを休会したなど、新型コロナ前よりも体を動かす機会は格段に減ったはずだ。

 では、そんな運動不足に悩む人が特に多いのは、どの都道府県なのか。それを47都道府県の住民へのアンケートによって明らかにしたのが、ブランド総合研究所の実施した「運動不足に悩む人が多い都道府県ランキング」だ。

 このランキングは、ブランド総合研究所が2020年6月に行った住民視点で地域の課題を明らかにする『都道府県SDGs調査2020』によるもの。それでは早速、47都道府県の住民へのアンケートでわかった「運動不足に悩む人が多い都道府県ランキング」を見ていこう。

※調査を行ったのはブランド総合研究所。アンケートはインターネットにて実施。1万6000人から回答を得た(各都道府県から約350人)。同調査では「住民の悩み」(48項目)の有無を尋ねており、今回は「運動不足に悩んでいる」と回答した人の割合が高い都道府県を順にランキング化した。調査期間は2020年6月12日~29日。

1位は福岡県、2位は富山県に
運動不足に悩む人が多い都道府県ランキング発表!

「運動不足に悩む人が多い都道府県ランキング2020」1位は福岡県で、悩んでいる人の割合は30.2%に上った。2位は富山県(29.0%)、3位は山梨県(28.8%)となった。

 今回の調査では年代が高まるほどその割合が増えており、20代以下では21.3%だったのに対し、50代では26.2%、60代では27.6%にまで上がっている。