「会社の人は誰も知らないけれど、実はボク、いつ会社を辞めても大丈夫なんです!」――弐億貯男
大卒入社3年目のこと。貯金100万円を元手に、40歳をちょっと過ぎるまでに株式投資で生涯賃金2億円を稼ぐことを決意した。でも、投資はまったくの素人。完全に知識ゼロの状態だった。そこで、日中はサラリーマンとして忙しく働きながら、株式投資の入門書を買って勉強するところから始めた。最初は短期売買を繰り返して失敗したが、より落ち着いて取引できる中長期投資に方向転換したところ、“勝ちパターン”が見つかった。どんどん資産を増やし、当初の計画前倒しで資産2億円達成!
サラリーマンにして株式投資で月400万、500万円の利益を出すことはざら。多い月には1000万円を軽く超える含み益を得ている。その投資手法は、堅実で着実。
『10万円から始める! 割安成長株で2億円』の著者・弐億貯男が、すべてのサラリーマンにおすすめの投資スタイルを手取り足取り伝授する。
(こちらは2020年9月1日付け記事を再掲載したものです)

株で2億円を稼いだ<br />現役サラリーマンの教え<br />「相場が崩れた時こそチャンス」Photo: Adobe Stock

投資を始めたきっかけは
「日経平均株価最安値更新」

お笑いコンビ「キャイ~ン」の天野ひろゆきさんは投資家でもありますが、天野さんが株式投資を始めたのは、2008年のリーマンショック直後だったといいます。

当時、「100年に一度の大暴落」といわれたのですが、天野さんは「いまより株価が下がることはないはず」と思って投資を始めたそうです。

私が株式投資を始めたきっかけも、同じようなことでした。

私が株式投資を始めた2002年10月頃は、「日経平均株価がバブル崩壊後の最安値を更新!」と、連日のように報道されていました。

そんなニュースを観ていた私は、こう考えたのです。

「日本株が最安値なのであれば、これから株価が上がるだろうから、いま株式投資を始めれば儲かるのではないか?」

そんな思惑から、すべてがスタートしたのです。

新型コロナショックで株式市場が暴落したときも、株式投資を始める人が増加したというニュースがありましたが、考えることはみな同じなのですね。