テレビなど各種メディアで話題となり、日本人の食生活を変えた90万部超の大人気ベストセラーシリーズ待望の最新刊『医者が教えるダイエット 最強の教科書』が刊行された。20万人を診た糖質制限の名医・牧田善二氏が、最新の医学的エビデンスに基づき、最も効果的なダイエット法をわかりやすく解説するだ。「食欲をガマンしない」「キツい運動はしない」「お酒を飲んでOK」などダイエットの常識が次々と覆される。本稿では、本書から特別に一部を抜粋して紹介する。

医者が教えるダイエットPhoto: Adobe Stock

あなたを太らせる「最悪の行動」

 肥満の人の多くが知らず知らずのうちに糖質依存症になっています。

 この依存症から脱出し、ダイエットに成功するためには、つまらないことで糖質を摂ってしまう悪習慣を断ち切ることが重要です。

 つまらないことで糖質を摂ってしまう習慣の筆頭が、ちょっと一休みしたいときの缶コーヒー清涼飲料水エナジードリンクなどです。

 たとえば、500mlのコーラには約57g(角砂糖14個分)の砂糖が入っています。

 ほとんどの炭酸飲料は糖質を多く含みますが、炭酸の爽やかさや酸味料などによって、それがごまかされてしまうのです。

 スポーツドリンクもしかりです。

 とくに夏は熱中症予防のためにスポーツドリンクをよく飲む人がいますが、水で十分です。

 こうした飲料は、液体であるために胃での消化を必要とせず、すぐに小腸で吸収され、あっという間に血中にブドウ糖があふれます。

 結果、血糖値スパイク(急激に血糖値が上昇する現象)を起こし、糖尿病にもかかりやすくなります。

 まずは、こうしたものを一切やめ、水かお茶に変えましょう。コーヒーや紅茶を飲むときに、砂糖を入れるのはやめましょう。

「糖質を摂れという脳の指令」を聞かない工夫

 スーパーに行くときは、あらかじめ買うものを決め、それだけを購入するようにしましょう。

 さもないと、つい糖質たっぷりのものを買ってしまいます。

 たいした用もないのに、コンビニに立ち寄るのはやめましょう。

 立ち寄ればつい、スイーツコーナーに足を運んでしまうでしょう。

 そして、美味しそうな新商品を見たら、糖質依存の脳は「早くそれを買って食べろ」と指令を出します

 普段から、身の周りに甘いものや炭水化物を置かないことも大事です。

 お菓子やカップ麺の買い置きはやめましょう。

 要するに、ダイエットは自分の脳との闘いです。「糖質を摂れ」という脳の指令を、いかに聞かずに済むかという工夫が必要なのです。

 できれば周囲に、「糖質制限でダイエットする」と宣言しましょう。

 そうすれば、出張のお土産のお菓子もパスできるはずです。

続けることで悪習慣を断ち切れる

 ダイエットで大事なのは「続ける」こと。

 時間がかかることを前提とし、途中で失敗してもクヨクヨせず、また続ければいいのです。

 こうして、焦らずに糖質摂取量を減らしていけば、あなたは確実にやせることができます。

(本稿は書籍『医者が教えるダイエット 最強の教科書──20万人を診てわかった医学的に正しいやせ方』から一部を抜粋・編集して掲載しています)