「食えるシニア」になるために40代でやっておくべき2つのこと60代以降も第一線で活躍するために必要なこととは? Photo:PIXTA

どんな人がシニアになっても
引く手あまたなのか

「人生100年時代」と言われるようになった現在、少し前は定年とされた60歳を超えて働くことが当たり前になってきました。企業もこれから人手不足が深刻になっていく中で、労働力確保のためシニアの活用をより考えるようになるでしょう。

 ただし、シニアと言われる年齢になってからも「第一線」で活躍し続けるのは決して簡単ではありません。定年延長がなされても多くの場合、補助的な役割に回ることが多く、第一線でバリバリ働き続けられる人はあまり見かけません。

 60歳を超えて第一線で活躍し続けている人としてすぐ思い浮かぶのは、還暦で起業してライフネット生命を上場させた後、古希で立命館アジア太平洋大学の学長に就任された出口治明さんでしょう。昨年、『還暦からの底力』を出版し、年齢にとらわれず働くことの重要性について述べています。