連日の雨模様。梅雨時は心身に疲れが出やすくなる人も多い。寝ても疲れが取れない、ちょっとしたことですぐ不安になる、自分だけが取り残されているように感じる……という人にぜひ読んでほしいのが、2021年4月14日に発売後、ネット書店、リアル書店で売り切れが続出、発売2ヵ月で6刷重版が決定した『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』(クルベウ著 藤田麗子訳)だ。
読者からは「このタイトルは私そのもの」「すべての文章が刺さった」「大切な人にプレゼントしたい」と共感・絶賛の声が相次いでいる。
「自分らしく、豊かに生きるためのメソッド」が詰まった本書。今回は、日本版から心を穏やかに保つ方法」についての詩を紹介する。

【「疲れた心を癒してくれる」と話題のエッセイ】心を穏やかに保つ方法Photo: Adobe Stock

近くにあるものを整えよう

言い争いになったら、
自分から先に折れて和解したほうがいい。

やりたくないけれど
必ずしなければならないことは
先延ばしにせずに早く済ませたほうがいい。

毎日会わなければならない嫌いな人がいるなら、
いい面も見ながら、
ほどよい関係で過ごしたほうがいい。

もし毎日が退屈なら
新しい計画が必要だ。

遠くを眺める習慣も重要だが
近くにあるものをきちんと整頓して、
今の気分を穏やかに保とう。