ワークマンは、どのようにして4000億円の空白市場を切り拓いたのか。急成長の立役者・土屋哲雄氏がその秘密を実店舗で徹底解説。特集『ワークマン式「しない経営」』第8回は接客、販売促進、発注など小売業の最も重要な業務を「しない」のに業績がぐんぐん伸びる理由に迫る。

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今回の動画で学べるTOPIC
・社員・加盟店にストレスをかけない
 (1)レジ締めしない
 (2)ノルマがない
・アンバサダーマーケティング
・「発注しない」が売り上げを上げる理由

土屋哲雄(つちや・てつお)
株式会社ワークマン専務取締役
1952年生まれ。東京大学経済学部卒。三井物産入社後、海外留学を経て、三井物産デジタル社長に就任。企業内ベンチャーとして電子機器製品を開発し大ヒット。本社経営企画室次長、エレクトロニクス製品開発部長、上海広電三井物貿有限公司総経理、三井情報取締役など30年以上の商社勤務を経て2012年、ワークマンに入社。プロ顧客をターゲットとする作業服専門店に「エクセル経営」を持ち込んで社内改革。一般客向けに企画したアウトドアウェア新業態店「ワークマンプラス(WORKMAN Plus)」が大ヒットし、「マーケター・オブ・ザ・イヤー2019」大賞、会社として「2019年度ポーター賞」を受賞。2012年、ワークマン常務取締役。2019年6月、専務取締役経営企画部・開発本部・情報システム部・ロジスティクス部担当(現任)に就任。「ダイヤモンド経営塾」第八期講師。これまで明かされてこなかった「しない経営」と「エクセル経営」の両輪によりブルーオーシャン市場を頑張らずに切り拓く秘密を著書『ワークマン式「しない経営」――4000億円の空白市場を切り拓いた秘密』で初めて公開。