ダイエット中でも罪悪感が激減する「コンビニおつまみ」7選晩酌での「コンビニおつまみ」、ダイエットを考えるならおすすめは? Photo:PIXTA

「テレワーク」や「おうち時間」と並び、コロナ禍で頻繁に耳にするようになった「コロナ太り」という言葉。油断しているうちにこの1年で急激に体重が増えた人も多いのではないだろうか。通勤や外回りによる毎日の運動がなく家で座って過ごしていると、1日の消費カロリーが少ないため太る原因に。とはいえ、外で飲んでストレス解消ができない今だからこそ、「おうち晩酌」が心のオアシスという方も多いだろう。今回はコンビニで買えるダイエットに最適なおつまみや、おうちでの上手な晩酌の方法を管理栄養士である安達春香さんに伺った。(ライター 夏目 悠)

晩酌を諦めずダイエットするには?
飲み方のポイントとは

 コロナ太りを解消したい。しかし、晩酌は続けたい。そんなわがままを両立する秘訣はあるのだろうか。今回は管理栄養士であり食品会社での研究開発経験もある安達春香さんにインタビューを行った。

「お酒を飲んでいる間の食べ物は全て丸ごと吸収されるから、太りやすくなる」。そんな話を飲み会の席などで耳にしたことはないだろうか。であれば、晩酌はダイエットの大敵となるはずだ。まずは晩酌で太るメカニズムを聞いてみた。

「お酒を飲むと、肝臓を含む体全体がアルコールの分解に忙しくなります。そのため、一緒に食べたおつまみのエネルギーも代謝されずに残ってしまい、脂肪へ蓄えられやすくなってしまいます。

 さらに、アルコールの分解にエネルギーを使用することから急激に血糖値が下がるため、体は炭水化物を欲するようになります。アルコールには血中濃度が高くなると食欲が増す効果もあるため、満腹でもさらに食べたくなってしまうのです」

 しかし、そうはいっても毎日のささやかなオアシスである晩酌をすぐさま“自粛”することは難しい。晩酌を続けながらもダイエットするための手がかりはないのだろうか。

「アルコールの分解を助けたり、緩やかにしたりするように心がけるのがいいでしょう。まずは、お酒と水を交互に同じ量飲むこと。アルコールの分解にはたくさんの水が必要ですし、アルコール自体に利尿作用もあるので水分不足になりがちです。二日酔いの症状は脱水症状と似ているともいわれているんですよ。

 割り物をお茶や水などの無糖のものにするのもいいですね。さらに、お湯割りにすれば自然とゆっくり飲めるようになって、飲み過ぎを防ぐことができます」