「どんな人でも運がよくなれる」、それが風水の持つ力です。
そういうと、まるで魔法のようだと思われるかもしれませんが、風水とは、自分の力で運気を引き寄せるための法則を解き明かした学問であり、その法則をしっかりと守れば、どんな人にも自分の思い描く幸せが訪れるものです。
この連載では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?(初出:2021年10月5日)

生まれつき運が悪い人でも運がよくなる方法がある【書籍オンライン編集部セレクション】Photo: Adobe Stock

風水は、衣食住動すべてを使って
「快適に生きる方法」を追求する学問

「風水って何?」

そう聞かれて、パッと答えられる人は少ないかもしれません。

風水は「衣」「食」「住」「動」、つまり自分の環境すべてを使って、「快適に生きる」ことを追求していく学問です。ここでいう環境とは、持ち物や衣服、家のインテリアなどはもちろんのこと、出かける場所や口にする食べ物、人間関係、毎日の生活習慣、お金の使い方やものの考え方など、文字通り、人が人として生きていくうえでの「すべて」を指しています。

あなたの運を
コントロールしているのは、
あなた自身です

風水の発祥は紀元前の中国。まだ科学的な知見などなかった時代、人々はどんなところに住めば安全に快適に暮らせるのか、家の中の環境をどう整えればいいのか、何を食べ、どんな場所で過ごし、どんなものを身につければ生活が向上するのかといったことを考え、さまざまな試行錯誤をくり返してきました。その経験を理論化してまとめたのが風水のはじまりです。

当初、地理学として、また国を守るための軍学として発展してきた風水を、個人レベルで大きく発展させたのが、李朝時代の韓国です。中国のように広大な土地がなかったので、風水は「身近なところから運を鍛える学問」として発展し、より個人の生活に密着したものとして体系化されていきました。本書でご紹介する風水は、その流れを受け継いだものです。

日々の生活のなかで、何を考え、どんなことをし、身の周りに何を置き、何を自分の中に取り込んでいくか……今のあなたの運は、それらすべてが重なり合って形づくられています。本当に運をよくしたい、変えたいと思うなら、環境すべてを見直し、変えていかなくてはなりません。そのためには具体的にどうすればいいのかを教えてくれるのが、風水なのです。

本原稿は、李家幽竹著『どんな運も、思いのまま! 李家幽竹の風水大全』からの抜粋です。この本では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?

生まれつき運が悪い人でも運がよくなる方法がある【書籍オンライン編集部セレクション】

李家幽竹(りのいえ・ゆうちく)
韓国・李朝の流れをくむ、ただ一人の風水師。「風水とは、環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考え方のもと、衣・食・住、行動全般にわたるさまざまな分野でアドバイスを行っている。女性らしい独自のセンスで展開する風水論は幅広い層に支持されている。現在、テレビ・ラジオ・雑誌・セミナーなどで幅広く活躍。風水を仕事にする人材を育成するため、「一般社団法人 李家幽竹空間風水学会」を設立し、理事長をつとめる。
主な著書に、『ナンバー1風水師が教える運のいい人の仕事の習慣』『改訂新版 絶対、運が良くなる旅行風水』『絶対、運が良くなるパワースポット』『絶対、お金に好かれる! 金運風水』(以上、ダイヤモンド社)、『おそうじ風水』『運がよくなる 風水収納&整理術』(以上、PHP文庫)、『最強 パワーストーン風水』(秀和システム)、『李家幽竹の開運風水』『九星別365日の幸せ風水』シリーズ(以上、世界文化社)など多数。
オフィシャルウェブサイトでは会員限定の風水コンテンツを配信中。