「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。
子どもには、これから必要とされる「考える力」勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!

速く読めて記憶にもしっかり残る「脳トレドリル」Photo: Adobe Stock

人間の脳は繰り返し接する情報を重要なものだと認識

 驚くほどのスピードで本が読めたところで、「読み飛ばすだけで記憶には残らないのでは?」

 と、そんな疑問を持つ方がいるかもしれません。

 では、試しに、この1ヵ月の間に読んだ本のこと思い返してみてください。

「本の内容を、今ここで話してみてもらえますか?」と言われたら、どれくらい詳しく話すことができるでしょうか。

 私のこれまでの経験では、「じっくり時間をかけて読み込んだつもりです」と話している人でも、内容を話せないケースがほとんどでした。

 そもそも、本を読む目的とは何でしょうか。

「本の中に書かれている情報を使えるようになること」だと私は考えます。自分の知識として使えるようになって、「本を読んだ」と言えるのです。

 小説のようにじっくり味わいながら読む本は別として、情報を得るために読む実用書ならば、必要な情報をしっかり取り入れなくてはなりません。

 そのためには、じっくり1回読むよりも、スピードを上げて繰り返し読んだほうが記憶に残ります。人間の脳は繰り返し接する情報を重要なものだと認識するからです。

 記憶に残った情報こそが、使える知識として定着するのです。

 では、どのように速く読むのか? それに対して、トレーニングは今回いりません。そのノウハウを凝縮した『1分間瞬読ドリル』をやるだけでじゅうぶんです。

「速く読めて、記憶にもしっかり残る」スキルが、ドリルを楽しむだけで得られるのです。

*本連載は、『1分間瞬読ドリル』から一部抜粋し、加筆したものです。