累計38万部突破の超人気シリーズ最新刊、『自分の意見で生きていこう』の発売にあわせ、同シリーズに関連するコンテンツを随時公開する連載。今回より、『自分の意見で生きていこう』の冒頭に掲載されている4コマ漫画をひとつずつ振り返りながら、本書で取り上げられるトピックをご紹介します。

パートナーに「君の好きにしていいよ」と言われて、なぜアタマにくるのか?Photo: Adobe Stock

ほしいのは同意じゃないの!

 子どもの進路について、夫婦で話し合おうとするも、夫は「君の好きにしていいよ」と言うだけ。漫画を見て、「そうそう、こういうコト、よくあるよ!」と思われたあなた。あるいは、なんでこれで怒るんだろう?と思ったあなた。ぜひ『自分の意見で生きていこう』を読んでみてください。

パートナーに「君の好きにしていいよ」と言われて、なぜアタマにくるのか?イラスト:北川剛之

仲間になるには「意見」が不可欠

「今日なに食べたい?」→「なんでもいいよ」
「これ、どう思う?」→「いいんじゃない」
「お受験させるべきかしら? 迷うわ」→「うん」
「この物件より条件のいいのはもうないかも。買う?」→「君がいいなら」

 こういう会話にイラッとした経験のある方は少なくないはず。自分の意見に同意してもらえたり、判断を任せてもらえたにもかかわらず、相手にムカつくのはナゼなのでしょう?

「意見を表明しないと、仲間とは認めてもらえない」―――家庭、職場、趣味のサークルから友達仲間まで、あらゆるコミュニティで「仲間」として認めてもらうために不可欠なもの、それが「自分の意見」なのです。