英文メールが上手くなる13の掟、「完璧」を諦めればラクに書ける!写真はイメージです Photo:PIXTA

仕事で英語を書くという場合、もっとも身近なのがメールだろう。特集『最強の文章術』の#15では、英文メールを書く必要が出てきたビジネスパーソンが知っておくとラクになる英文メールの掟(おきて)を、ワンナップ英会話の海渡寛記代表、同校の英語ネイティブの講師陣を交えて考えた。そのまま取り入れられるものと、多少の準備が必要となるものがあるが、それぞれの仕事上で適宜生かしてほしい。(大人の英語習得法リサーチャー 高野美穂)

完璧な英文は諦めて!
英文メールの決まりをチェック

 日本で暮らしていると、日本語を話す人ばかりで、日本語の間違いに触れることが少ない。しかし、米ニューヨークや英ロンドンなど世界的都市では、非ネーティブの話す言語の間違いに対して数段寛容であり、免疫がある。世界中の人が、完璧ではない英文メールでビジネスを進めているのだということを念頭に、まずは英文を気軽な気持ちで書くことが重要だ。

 また、英文メールは日本のビジネスメール以上に、定型や流れがある。その決まりさえ把握しておけば、恐れることはない。

 そこで、今回は英文メールを書くための13の掟を考えた。さらに、メールでよく使う表現もいくつか紹介する。「お世話になっております」など日本語メールでよく使われる表現は英語でなんと書けばよいのか、チェックしよう。