広がりつつあるフレキシブルなライド・シェア

広がりつつある
フレキシブルなライド・シェア

 リップサービスは政治家には付きもので、実は万国共通。そんな一例が、イギリスで開催された「コラボラティブ・モビリティUK交通会議」で見られた。この交通会議は文字通り「交通」に関することが議題ではあるが、交通の分野におけるいわゆる“シェアリング”を推進する慈善団体が主催するもの。

 12月初旬に開催された、2021年のコラボラティブ・モビリティUK交通会議は、イギリスの運輸省で政務次官を務めるトゥルーディ・ハリソン氏による基調講演から始まった。自動車による移動の3分の2近くがドライバーのみの単独運転であることは「驚異的」であり、イギリスは転換期にある、と述べた。