「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。
子どもには、これから必要とされる「考える力」勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!

右脳を鍛えて地頭のいい人になるPhoto: Adobe Stock

問いかけを繰り返すことが重要

「地頭がいい」とは、どういうことだと思われますか? 生まれつき頭がいい、天才のようなイメージがあるかもしれません。

 私は、このような話をよくします。

「たとえば、同じ車でも、高級な外国車と軽自動車ではエンジンのスペックが違います。馬力もスピードも、何もかも違うけれど、同じエンジンであることに変わりはありません。そのエンジンが軽自動車のまま走り続けるのか、途中で入れ替えながら最終的には高級車として走るのか、どちらがいいかは一目瞭然。『では、どうやったら、エンジンをバージョンアップさせることができると思いますか?』と」。

 どんな車にもエンジンがあるように、すべての人間には「脳」があります。その重さは、すべての人間がほとんど同じ。それをスペックの高いものにするには、トレーニングをして能力を高め、脳の「器」を広げるしかありません。

 中高一貫校に入学した子どもたちが、中学入学時にはほとんど同じような成績だったのに、6年後にはものすごい差がついていることがあります。同じ先生から同じ授業を受けていたにもかかわらず、トップの子と落ちこぼれの子が出てくるのは、まさに脳の使い方の差です。

「答えが決まっていない問題に、自分の言葉で答える」
「自分の頭で考えて、想像した答えを出す」
「なぜその答えになるかを、自分なりに説明できる」

 これからは、このように考えることで、地頭のいい大人になるのです。

 地頭のよさは、昨日今日で身につくものではありません。これまでも、「なぜそうなるのか?」と考えることの大切さをお話ししてきましたが、このような問いかけを繰り返すことが重要です。

『1分間瞬読ドリル』は、まさにそのように思考する力やイメージする力、自分の言葉で説明する力などが身につく脳トレです。

 ポイントは、やはり「右脳」です。普段使われていない右脳が鍛えられることで、ほかの人よりも特別なエンジンを手に入れることができます。

 覚える時間が早くなったり、イメージする力が育ったり、スピーディーに物事を認識できたりと、スペックが高くなるのです。

 子どもも大人も脳トレドリルを楽しみながら、地頭のいい人を目指していただきたいです。

*本記事は、『1分間瞬読ドリル』から一部抜粋し、追加取材・加筆したものです。