株式投資で資産を築き、入社4年目の26歳でFIREを果たした『投資をしながら自由に生きる』の著者が、最速で「お金と時間の自由」を得るための秘策を教える。これは一般的なFIREとは、まったく別の概念だ。FIRE達成者の多くは、ひと通り自由を味わうと暇を持て余して、結局は仕事をするようになりがち。そこで時間と場所に縛られない極めて自由度の高い仕事をしつつ、経済的自由を謳歌するたった1つの方法（投資×小さな起業）を伝授！
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同じ収入でも税制のしくみでこれだけ差がある！
【前回】からの続き
私たちが暮らす資本主義社会では、「お金」は必要不可欠です。
そのため、多くの会社員は自分の「時間」を会社に差し出して、その対価として「お金」（給料）をもらっています。身支度や通勤時間などを含めれば、平日の起きている時間のほとんどを「会社のため」に使っています。
会社員として働いていれば、毎月決まった額の給料が振り込まれるので楽かもしれません。しかし、会社員をどれだけ長く続けたとしても、その延長線上に「時間の自由」はありません。
時間の自由を得るためには、「時間の使い方」を変えなければいけないのです。
会社員というのは、「自分の時間をお金に交換し続けている人」ともいえます。
頑張って働き続けていれば、出世して給料が上がるかもしれませんが、それはあくまで「自分の時間とお金の交換レートがよくなっただけ」です。
どれだけ交換レートがよくなったとしても、時間をお金と交換し続けている限りは、「時間の自由」を手にすることはできません。これは会社員に限った話ではなく、自分自身がプレイヤーとして仕事をしている人全般にいえることです。
医師・弁護士・税理士などは、一般的に高所得者の代表格とされていますが、自分自身がプレイヤーとして働き続けている人が多いでしょう。
彼らは会社員よりも高所得な人が多いので、一見すると成功して自由を得ているようですが、「自分の時間を使って働かなければお金が入ってこない」という意味では会社員と同じです。
「本当の自由」を得るために考えなくてはいけないのは、「収入をどう増やすのか」ではなく、「収入を増やしながらどうやってサボるか」なのです。
そのためには、「お金を得るために自分の時間を使う」のではなく、「自分の時間を使わなくても、お金が入る仕組みをつくることに時間を使う」必要があります。
「時間を使わなくてもお金が入る仕組みをつくる」ことに自分の時間を注ぐことが、「お金と時間の自由」を得るために必要なことなのです。
投資家・自由人
1987年埼玉県生まれ。東京理科大学理工学部電気電子情報工学科在学中の夏休み、家庭教師のアルバイトで貯めたお金を元手に知識ゼロの状態から投資をはじめる。すると、有名企業より小型株、分散投資より集中投資のほうが実は低リスク・高リターンであることに気づく。大学卒業後、ベンチャー企業に入社し、新規事業の企画・広告・採用等を経験。その約4年後、26歳のときに投資で得た資金を元手に独立。本質的な価値を見極め「1年以内に株価3倍以上になる小型株」へ集中投資するスタイルで、最大年間利まわり＋600％、1銘柄の最大投資益＋1760％など、1銘柄だけでも億単位のリターンを達成。噂を聞きつけた資産家から「10億円を預けるから資産運用してほしい」と頼まれたこともあるが、いまのところ外部運用はすべて断り、自己資金のみで運用している。その投資経験をベースに、経営者、上場企業役員、医師、弁護士、ビジネスパーソンなど、これまで1600人以上の個人投資家を指導し「勝てる投資家」を数多く輩出。現在は投資をしながら1年のうち半分は国内外を旅して自由を謳歌しつつ、次世代を担う投資家や事業の育成に力を入れている。投資コミュニティixi（イクシィ）主宰。『10万円から始める！ 小型株集中投資で１億円』『10万円から始める！ 小型株集中投資で１億円【実践バイブル】』は、シリーズ10万部突破のベストセラー。最新作は、『10万円から始める! 小型株集中投資で１億円 【１問１答】株ドリル』（いずれも、ダイヤモンド社刊）。
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