安定した資産運用として注目されている不動産投資。最近では、サラリーマンの傍ら不動産投資を行い、数年後に早期リタイアを実現する人も現れている。『東大博士が書いた石橋を叩いてでも成功したい人のための「不動産投資」大全』の著者に、不動産投資の魅力について話をうかがった。

不動産投資はお金儲けのためだけでなく、社会的意義があるPhoto: Adobe Stock

自由に生きるには
資産と収入が必要

 日本は睡眠時間が世界一短い国と言われます。「早起きは三文の徳」と朝型の人間がなぜか有能だとされ、「朝活」する人が多くなっています。睡眠時間が短く、起き抜けに活動することは、どう考えても医学的には悪いのですが、これで日本人の平均寿命が長いのは謎とされています。

 長く眠るロングスリーパーや夜型人間には暮らしにくい国です。

 もっと人生を楽しみ、やりたいことをやり、眠りたいだけ眠れるようにしたい人がいていいはずです。また、そういう発信をする人が増えてもいいと思います。

 ただ、生きていくには資産と収入が必要です。

 そうなると、元々の大金持ちでない限り、投資をする(つまりお金にお金を生んでもらう)ことが一番です。

 その中でも、不動産経営は、他人のお金(金融機関からの融資)で資産(不動産)を買い、他人のお金(家賃)で融資を返済して自分の資産を増やし、それがまたお金を生みます。

 とはいえ、不動産経営は、不労所得ではありません