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ロシアのウクライナ侵攻に、世界中の注目が集まっている。侵攻は現実世界だけでなく、サイバー空間でも戦闘が起こっており、国際ハッカー集団の参戦、企業や組織のサーバーダウン、仮想通貨の価格急落など、各所で混乱が生じている。1月以来のさまざまな動きをまとめて紹介する。(サイバーセキュリティ研究所 研究員 久山真宏)

ロシアのウクライナ侵攻を受け、さまざまな支援が

 2月24日、ロシアはウクライナに対する軍事侵攻を実施し、ロシア国防軍は空港を含むウクライナの複数の施設を攻撃した。ウクライナの抗戦は続き、3月1日現在、両国は戦争状態にある。

 ロシアのウクライナへの攻撃は現実世界だけでない。陸・海・空・宇宙に次ぐ「第5の戦場」といわれるサイバー空間上でも、ロシアはウクライナを攻撃している。しかしウクライナを援護する勢力も現れている。匿名で活動する国際的なハッカー集団「Anonymous」(アノニマス)がロシアへのサイバー攻撃を行うと宣言したのだ。

ロシアへのサイバー攻撃を宣言する国際ハッカー集団アノニマスのツイート。「ウクライナはプーチン大統領によるロシアの攻撃に苦しめられている。我々はウクライナの人々を支援せずにはいられない。人々が死に、ホームレスが傷ついている」ロシアへのサイバー攻撃を宣言する国際ハッカー集団アノニマスのツイート。「ウクライナはプーチン大統領によるロシアの攻撃に苦しめられている。我々はウクライナの人々を支援せずにはいられない。人々が死に、ホームレスが傷ついている」