世界最先端の革命的認知症治療に取り組む、認知症研究30年超の医学博士。
白澤卓二氏が、患者への指導はもちろん、自身が健康長寿をまっとうするために実際に取り組む食事法を紹介した健康レシピ本『認知症専門医が毎日食べている長寿サラダ』が完成した。
私たちはどうしたら、健康で長生きできるのでしょうか。
この連載では、食事を通して健康長寿を目指す方法をお伝えしていきます。

認知症専門医、
ある日の朝食

 朝食はたくさんの素材を使って、しっかり食べます。

 ごはんは食べませんが、ボリュームがあるので、満足感があります。

 あとは国産黒大豆の納豆がお気に入りで、毎日食べていますよ。

 昼はナッツやはちみつをかけたヨーグルト、夜はチーズひとかけなどで軽く済ませます。

 以前は、朝は食べずに夕飯メインとしていましたが、今のほうが体調はいいような気がします。

 味つけは最低限。素材そのものの味わいを楽しみます。

・紫キャベツときゅうり、玉ねぎのサラダ
・ブロッコリーとカリフラワーのごまサラダ
・さつまいもサラダ
・キャロットラペ
・焼きさば
・漬けもの(たくあん、きゅうりのぬか漬け、ごぼう)
・ミニトマト(赤・黄)
・メロン
・変わり湯豆腐
・紅茶

監修 お茶の水健康長寿クリニック院長 医学博士・医師 白澤卓二

本原稿は、白澤卓二著『認知症専門医が毎日食べている長寿サラダ』からの抜粋です。この本には、脳と体を健康にする「長寿サラダ」のレシピを多数収録しています。一皿で栄養満点のおいしいサラダで脳と体をリセットしてみませんか?(次回へ続く)