「もう会いたくない」と思われる人が無意識にやっている“残念な行為”とは 返事の遅い人は、人生がすべて受け身になっている。受け身側から自発側にまわることで、「また、会いたい」と思われるかどうかが決まる(写真はイメージです) Photo:PIXTA

コロナ後、仕事でもプライベートでも「出会いの数」が少なくなっている今、いかに出会いを増やすかより、出会った人に「また会いたい」と思ってもらえるか、という逆転の発想が必要です。そんな時代において、出会った人にいい印象を残し、ビジネスチャンスを逃さない人は、どのような振る舞いや行動をしているのでしょうか。そこで今回は、作家・中谷彰宏さんの新刊『人はマナーでつくられる』(青春出版社)から、学校や会社では教えてくれないけれど大切な「無意識のマナー」を抜粋紹介します。

レスポンスが遅い人に「次のチャンス」は来ない

 欠席の連絡をなかなかできない人が多いです。次回誘ってもらえるかどうかは、返事が早いか遅いかで決まります。

 グループでレストランに行く時に、参加者が多いとワクチン接種証明が必要なことがあります。参加者に聞くと、5人から即、「持っています」という返事が来ました。1人から「持っていません」という返事が来ました。

 残り1人は返事なしです。これが一番困ります。