直接会うことが減り、オンラインでのやりとりが増えてきた今「手書き」文字は「個性」や「人柄」に触れられる数少ないツールとしてビジネスでの大きな武器となります。とはいえ、忙しいビジネスパーソンが字のおけいこに費やせる時間はさほどありません。そんな方に向けた新発想の美文字本が『簡単ルールで 突然、美文字が書ける』。字が苦手な人を長年指導してきた著者・萩原季実子さんが「字がうまく書けない理由」を研究し、少し変えるだけで飛躍的に字がうまく見えるポイントだけをルール化した本で、練習なしでも、誰でも、自分史上最高の「美文字」が書けるようになると話題です。この連載では、本書より抜粋しながら美文字のコツを紹介いたします。

美文字の基礎!<br />ペンの正しい持ち方が<br />自然と身につく筆記用具とは?パイロット カクノ FKA-1SR グリップが三角形の万年筆

ペンの持ち方が自動的に正しくなる!

 前回の連載で、ペンの握り方が間違っている人むけのトレーニングをご紹介しました。

 ぜひ、こちらのトレーニングをやっていただきたいのですが、長年、間違った癖が身についていると、それを直すのもなかなか大変です。

 そんな方に手っ取り早くペンの持ち方を矯正できる便利な万年筆があります。

 グリップが三角形になった万年筆です。親指、人差し指、中指が、なだらかな三角形になったグリップに指がフィットし、自然と正しい持ち方になります。

 自分では正しいつもりなのに、どうしてもうまく書けない人は一度使ってみてください。

*本記事は、「簡単ルールで突然、美文字が書ける」から、抜粋・編集しています。