「少しでも安く」旅行をしたいという一方で、安心で個性あふれる旅にしたいという価格以外のニーズも多岐にわたってきています。ビジネスでもプライベートでも、旅行の満足度はいかに自分のニーズに合ったサービスを見つけるかがカギです。

Q1 親子三代での初めてのファミリー海外旅行を考えています。世代が異なる家族が楽しめる旅先はありますか? また、年に数回、家族旅行をしていますが家族のマイルを合算することはできるのでしょうか?

A1 お勧めは近くて親日的な台湾。
  家族でマイルを貯めるには登録が必要

 家族そろっての初海外旅行の旅先は、フライト時間が短く時差わずか1時間の台湾がお勧め。東日本大震災の義援金が世界一の額に上った台湾は非常に親日的で、子どもやお年寄りを温かくもてなしてくれる。また、日本語がよく通じ、治安もよい。

 庶民的なB級グルメから高級中華まで多彩な食が楽しめ、世界四大ミュージアムに数えられる故宮博物院やにぎやかな夜市など、見どころも豊富。台北では、古い日本家屋を再生させたカフェや茶芸館など、懐かしい昭和の日本とも出合える。また、台北郊外には複数の温泉があり、日帰り湯も楽しめる。ただ、夏季に当たる5月から10月は、気温・湿度とも高いため、暑さ対策を万全にしておきたい。

 旅好きなファミリーなら、家族それぞれが貯めたマイルを特典交換の際に合算し、家族で使えるプログラムに登録しておくといい。日系エアライン2社の「JALカード家族プログラム」「ANAカードファミリーマイル」はいずれも事前登録が必要なので公式サイトをチェックして、エントリーしておこう。

Q2 海外旅行で飛行機に乗ると機内食が楽しみです。最近はエコノミークラスでもバラエティ豊富のようですが、どんなメニューが登場しているのでしょう? また、海外出張の際、機内でも仕事をしたいのですが、ネットにアクセスできるサービスはないのでしょうか?

A2 コラボメニューや弁当スタイルが登場。
  機内でネットも可能に

 JALは、モスバーガーや吉野家とコラボしたメニュー「AIRシリーズ」(欧米線)が話題を呼んでいる。韓国線、中国線、台湾線では、「空弁」と題して和のお弁当を提供。また、ホノルル行きの便では、「わくわくリゾートプレート」を用意。羽田発限定だが、ハワイのローカル料理や人気ブーランジェリーのパンが味わえる。ANAもお弁当スタイルの和食と洋食から選べる「J-MENU」をエコノミークラスで提供中だ。

 また、搭乗直前までラウンジでしていた仕事を機内でも、と考えるビジネスパーソンにとって、機上でのネットアクセスは必須。JALはパソコンとスマホの無線LAN対応端末を対象にした有料の機内接続サービス「JAL SKY Wi-Fi」を昨夏からニューヨーク線やシカゴ線などへ順次導入中。利用料金をJALカードで支払えば割引になる。今夏、ANAも同様の有料Wi-Fiサービスをスタートする予定。

 欧米エアラインでは、ユナイテッド航空が1月にWi-Fiサービスを開始。ルフトハンザはすでに機内ブロードバンドインターネットを大部分の長距離路線機材に導入済みだ。こうしたサービスを利用すれば、スマホで機内食の写真を撮ってネットにつなぎ、フェイスブックに即座にアップすることも可能だ。