「La Ferrari」vs「マクラーレンP1」。

 第83回ジュネーブショー(スイス・ジュネーブ/一般公開2013年3月7日~17日)で華やかなスーパーカーの「ハイブリッド対決」が話題となった。

 まずは、2車のパフォーマンスデータを見ていただこう。

ポルシェに続きマクラーレン、フェラーリも参入<br />スーパーカー「ハイブリッド戦争」勃発の舞台裏「La Ferrari」。ジュネーブショーのプレスデー、同ブース周辺には物凄い人だかり。写真は同ブース内。ここに入るのに20分間も並んで待たされた Photo by Kenji Momota

▼「La Ferrari」
 排気量6262cc・V型12気筒と電動モーターで、最高出力963hp。
 デュアルクラッチ式7速トランスミッション搭載。
 リチウムイオン二次電池パックを、コックピット後方下部に装備。
 最高速度は、350km/h以上。
 0-100km/h加速3秒以内。0-200km/h加速7秒以内。0-300km/h加速15秒。
 価格100万ユーロ(約1億2500万円)。限定499台。

ポルシェに続きマクラーレン、フェラーリも参入<br />スーパーカー「ハイブリッド戦争」勃発の舞台裏「La Ferrari」のパワーユニット。ざっと2mはある巨大な物体。V12+デュアルクラッチ7速ギアボックス+電動モーターを縦列。電池パックはボディ下部に配備 Photo by Kenji Momota