株式投資を始めたばかりの初心者からベテラン、忙しい人も必見!Yahoo!ファイナンスの株価予想、単独トップの39連勝!2012年勝率No.1の「相場の福の神」が書いた、ご利益タップリ、儲かる投資の教えを紹介します。今の日本株市場の相場の主役は外国人投資家。6割を超える外国人投資家や機関投資家の相場の「動き」を知り、個人が大きく儲けるために知っておきたい相場の鉄則を余すところなく紹介します!

なぜ私は39連続で
株価を当てることができたのか?

 みなさん、こんにちは。

「相場の福の神」こと藤本誠之です。私は『Yahoo!ファイナンス』という投資情報が集まる巨大なサイトの中にある「株価予想」で、他の人たちが最高で10数連勝だったところ、2012年から2013年にかけて39連勝という記録を出しました。この本では、その勝った秘訣を余すところなく伝えています。

 そもそも、なぜ、私がそんな連勝を成し遂げることができたのでしょうか。

 それには2つの理由があると思っています。

 まず予想期間です。ほかのみなさんは「1日」や「1週間」予想が多かったのです。どんなに上昇中の銘柄でも、1日や1週間の期間であれば、たまたま何か事件が起きて株価が急落、ということはよくあることです。ですから1ヵ月単位での予想での勝負にこだわりました。

 つまり短期間での予想ではプロでもなかなか当てることは難しいものの、1ヵ月といった期間で予想すれば、予想当時のような「上げ」相場では、急落した株価もすぐに回復して1ヵ月程度の期間で見れば勝てる確率が高くなるのです。

 このことは短期で何度もトレードするような、いわゆるデイトレーダーのような手法よりは、仕事や家事など本業が忙しい人たちで中長期保有を目的にした株式投資こそ勝てるということを示していると思いませんか?

 さらに、もう1つの理由があります。

 私は日興證券から始まり、各社に転職をし、現在はSBI証券のシニアマーケットアナリストをしています。そしてこの20年間、常に金融業界の最前線で相場を見てきました。そこで知ったのが「業界の常識」や年間を通しての「株の値動き」を知ることで、無意味な負けを減らすことができる、という事実です。

 ご存知の方も多いと思いますが、日本の株式市場の主役は米国を中心とした「外国人投資家」で、その割合は6割を占めています。日本の決算は3月ですが、米国企業の決算の多くは12月です。つまり日本に投資をしていたとしても、11月から12月にかけて一旦手じまいをして損益を確定し、その後年末の「クリスマス休暇」を取る、という行動パターンの外国人投資家が多いわけです。これで何が起きるかというと、外国人投資家が多く持っているトヨタ自動車【7203】などの株は年末にかけて売られることが多い、という結論になります。

【年末にかけて下がることの多いトヨタの株価】

なぜ、トヨタの株は年末に下がることが多いのか?