「やりたいことを見つけなさい」「やりたいことを仕事にしよう」。こうした言葉を聞いたことはありませんか?「やりたいことなら頑張れるし、長く続けられる」というわけです。しかし、本当にそうなのでしょうか。学生、ひいては若手社員を蝕む問題を見ていきましょう。

「好きなことを仕事にしたい」。
本当にそれでいいのか?

「好きなことを仕事にしたい」という欲求があります。つまり、「やりたいことをやりたい」ということです。この気持ちはとてもよくわかります。

 しかし、仕事は好きな遊びをするのとは違います。仕事はどれもつらいことのほうが圧倒的に多いものです。

 例えば、ホテルや旅行会社、ブライダル産業やテーマパーク、これらは常に学生には人気の業種です。一見楽しそうで、華やかに見えます。多少変動はありますが、いわゆる「就職人気ランキング」においても上位を独占します。

 しかし、これらの業種が楽しそうに見えるのは、「客としての経験」しかないからです。ここに大きな溝があります。