日本人の英語学習者向けに自信を持ったメソッドを誇る大手英会話スクールのイーオン。ここに通い1年間でTOEIC®スコア230点アップを達成した受講生に話を聞いた。 

秋山剛大さん(32歳)秋山剛大さん(32歳)
老舗メーカーで法人営業を担当
イーオン レベル10
2012年7月、TOEIC®スコア605点を獲得。翌年6月には835点にアップ。約1年で230点アップを果たした

 605点から835点へ。1年間で230点のTOEIC®スコアアップを果たした秋山剛大(たかお)さん。日本の老舗メーカーに勤務し、「職場では特に英語を使う場面はない」ものの、海外文化への憧れや関心から、2009年、イーオン西新井校の門をたたいた。

 体験レッスンを受けたときのこと、「それまで、ある程度はできると思っていた英語が全く通じず、がくぜんとした」という。一念発起して教室に通い始めると、レッスン以外でも外国人教師やカウンセラーがフレンドリーに話し掛けてくれ、気負いなく勉強が続けられたという。引っ越しに伴い高田馬場校へ転入。現在は少人数制の「ラウンドアップレッスン」に通っている。

 昨年の夏、イーオン東京本社の人気講座「TOEIC®のための短期集中セミナー」(4日間)の受講をきっかけにTOEIC®を受験。スコアは605点で、いわゆるビジネスパーソンの平均点といわれるものだった。その後、「先生たちの励ましがあって、次回は高得点を狙おうと決意」し、1年後には835点を獲得した。

「仕事が忙しく、TOEIC®の勉強に多くの時間は割けないので、必ず座れる通勤電車の往復30分で文法や過去問を、往復30分の徒歩時間をリスニングに充てました」。しかも週2回、通常のクラスの教材の予習と復習が加点を後押しした。「TOEIC®のリスニング問題は日常会話が主体なので、レッスンで培ったリスニング力が役立った」と明かす。

授業風景「知っているだけの英語」を「使える英語」にするコツが学べるイーオンでのレッスン

 自分を「さぼりがちなタイプ」と分析する秋山さん。通勤という日常の中に学習時間を組み込んだり、スクール通いで「追い込みながら学ぶ」スタイルが合っているそうだ。特にスクールレッスンは、ライブ感が気に入っている。「定型文にはないやりとりの経験が積めるので、とっさに言葉が出るようになります。また、相手の生の表情が見られるので、ニュアンスや喜怒哀楽を把握しながら会話ができるのが楽しいです」。

 英会話の思わぬ効用もあったという。「明確に伝える訓練をしたおかげで、(日本語での)仕事でも伝え方が上達し、取引先からも評価をいただけるようになりました。英会話の勉強がコミュニケーション能力向上に役立ったことに自分でも驚いています」という秋山さん。次の目標TOEIC®900点台に向けて、走りだしている。

厳しい審査を通った教師陣
イーオン高田馬場校 瀬賀英二マネージャーイーオン高田馬場校
瀬賀英二マネージャー

イーオンの外国人教師の99%は、北米2拠点で海外採用される。「英語が母国語であり、海を越えて英語を教えようという熱意とスキルを持った人材を採用しています。審査は厳しくて採用は応募者の8%ほど。目的意識とビジョンを持った人でないとイーオンの教師にはなれません。日本人教師は、“TOEIC®満点教師”を全国で84人擁し、資格試験対策や効果的な学習法の指導ができる人材をそろえています」と説明する高田馬場校の瀬賀英二マネージャー。教材はイーオン語学教育研究所が開発したオリジナル。日本人の視点で開発されているためわかりやすく、日本人の癖を捉えているのが特徴だ。またカウンセリングシステムも充実しており、専任スタッフが英語を学ぶ上での不安や疑問点の相談に乗り、バックアップする。現在、全国に253の拠点校があり、転勤、引っ越しの際にスムーズに転校ができるのも利用者のメリットだ。「イーオンはリピーターの生徒さまが多いのも特徴で、15年通った人を表彰する制度もあります」(瀬賀マネージャー)。語学学習に重要な「継続」のための環境づくりにも力を入れている。